こんにちは。ちょこっと共済ライターチームです。
この記事で分かること。
・ペーパードライバーがいきなり運転する際の注意点
・ペーパードライバーに向けて、おすすめの練習方法

まとめ

ペーパードライバーとは、運転免許証を持っているにも関わらず、運転をしない人を表す言葉です。
ペーパードライバーがいきなり運転する際の注意点としては、「発進手順」「交通標識の把握」「駐車の感覚」「高速の合流方法」があり、実際の運転時に焦らず対応できるように準備することが重要です。
短期間で運転出来るようになりたい場合は、教習所のペーパードライバー講習を受けて効率的に運転技術を磨きましょう。

ちょこっと共済は、東京都の39市町村が共同で運営する公的な交通災害共済で、交通事故に遭い治療を受けた会員に対して見舞金を支給する制度です。
500円から加入出来ます。万が一の事故に備えてご検討ください。

運転免許証を取得していても、実際には自動車を運転しない人のことを「ペーパードライバー」と呼ぶことがあります。 ところがペーパードライバーであっても、何らかの事情で運転しなければいけない場面もあるでしょう。 しかし、長い期間自動車の運転をしていない状態でいきなり運転するのは危険です。 そのような危険を避けるためにも、本記事では、ペーパードライバーが久しぶりに運転する際の注意点や、練習方法を紹介します。 ペーパードライバーや、運転に自信のない方はぜひ参考にしてください。

ペーパードライバーとは

ペーパードライバーとは、運転免許証を持っているにも関わらず、運転をしない人を表す言葉です。 教習所へ行き免許を取得したものの、「運転する自動車がない」「そもそも自動車に乗る必要がない」などの理由で運転する機会がなくなり、そのままペーパードライバーになってしまう方は多くいます。 しかし一度ペーパードライバーになってしまうと、運転に対して恐怖心が芽生えたり、運転を再開するきっかけを失ってしまったりと、ペーパードライバーを脱却することが難しくなります。

ペーパードライバーがいきなり運転する際の注意点

ペーパードライバーが運転する際、いくつかの注意点を事前に押さえておくことで、実際の運転時に焦らず対応できるようになります。 ここではペーパードライバーが押さえるべき注意点を4つ紹介します。 より具体例として注意点を知りたい場合は、教習所で使用した教材や免許更新で配られる冊子を見て、交通事故の例などを確認しましょう。

発進手順を確認する

運転席に乗り込んだら、エンジンをかける前に改めて発進手順を確認しましょう。 まずはハンドルや座席、ルームミラーを調整し、アクセルやブレーキ、ギアの位置などを確かめ、エンジンがかかっていない状態で発進から停車までのシミュレーションを行います。 発進手順やその後の操作が曖昧なまま運転してしまうと、アクセルとブレーキを間違う、前進しようとしてバックギアに入れてしまうなど、事故につながる可能性があり危険が伴うため注意が必要です。 何度かシミュレーションを行うことで手順や操作方法を思い出すことができます。

交通標識を把握しておく

長い期間にわたり運転をしていない場合、あらためて交通標識の確認と把握をする必要があります。 とくに免許を取得したあと運転していない方は、実際の交通標識を意識的に見る習慣がないため、忘れているケースも考えられます。 交通標識を把握していないと、事故の発生リスクが上がるほか、他ドライバーの迷惑や交通違反に該当する可能性もあるため注意しましょう。
とくに以下の標識は重要ですので見逃すと危険です。
・一方通行
・一時停止
・車両進入禁止
・車両通行止め
・右左折禁止(矢印の方向のみ走行可能)

駐車の感覚を思い出しておく

上手に駐車するにはやり方を知るだけでなく、感覚を身につけることが大切です。 しかし頻繁に運転していないと、駐車の感覚を忘れてしまうこともあるでしょう。 感覚を忘れていると電柱や壁などに車をぶつけてしまう可能性が高いため、事前に駐車の感覚を思い出しておく必要があります。 また近ごろはセンサーを搭載した自動車が増えており、バックモニターなどで駐車をサポートしてくれますが、過信しすぎるのは危険です。 そういったサポート機能を上手に利用しつつも、目視やミラーで確認しながら駐車の感覚を取り戻しましょう。

高速の合流方法を把握しておく

高速道路の走行でとくに注意したいのが合流方法です。 高速道路に乗ってすぐにスピードを上げ、本線へ入る動作はベテランドライバーでも緊張します。 また高速道路の本線を走行中に合流する行為はやや難易度が高く、間違えると事故に繋がる可能性もあるため注意が必要です。
合流の際は以下のポイントに気をつけながら走行しましょう。
・高速道路本線を走行している車のスピードを確認して、どの車の後に入るかを決めてから合流に向けて加速する
・ミラーだけに頼らず目視で周りの状況を確認する
・十分にスピードを上げ、本線を走行中の車に速度を合わせる
・合流するときは素早く、緩やかな角度で入る

ペーパードライバーにおすすめの練習方法

ペーパードライバーといっても、運転免許を取得した時点で運転に必要な知識や、路上で安全に走行するための技術は既に身に付いているはずです。 練習で運転の感覚や自信を取り戻せば、スムーズに運転できるようになるでしょう。 ここからはペーパードライバーに向けて、おすすめの練習方法を紹介します。

教習所のペーパードライバー講習で練習する

短期間でペーパードライバーから脱する方法としては、教習所のペーパードライバー講習がおすすめです。 教習所内のコースからスタートできるため、運転に対する恐怖心を克服しやすいのもメリットの1つです。 しかも「運転を教えるプロ」である教官に指導してもらえるため、正しい指導のもと、効率的に運転技術を向上させることができます。 ただし講習にはお金がかかるため、費用面でのデメリットを許容できるかどうかが、教習所の講習を利用する際のポイントになるでしょう。 教習所により講習時間や費用はさまざまですが、1日2~3時間、2~4万円程度 が相場のようです。 多少費用がかかっても、短期間で運転できるようになりたいと考える方には最適な方法と言えます。

交通量の少ない場所で練習する

少しは運転できる状態なら、交通量の少ない安全な場所で自主練習するのも良い方法です。 教習所のように教えてくれる人がいないものの、お金がかからないため、納得するまでとことん練習できます。 ただし運転の練習中に考えごとをすると、集中力の低下を引き起こす可能性があることから、あらかじめ改善点を意識して対策を考えておく必要があります。 自主練習を行うにあたっては、それぞれの地域に応じて適した場所がありますが、一般的には交通量の少ない2車線の道路がおすすめです。 2車線あると、ゆっくり走っていても右側から追い抜いてもらえるため、焦ることなく練習できます。 そのような道路は日中混んでいるという場合でも、早朝であれば交通量が少なく、練習に向いているケースもあるため、自宅の近くで最適な練習場所を探してみましょう。

運転に慣れている人と一緒だと効果的

交通量の少ない場所で練習する際、運転に慣れている人に協力してもらうと、安心して練習できるほか、より上達が早まる可能性もあります。
以下のように協力してもらうことで、効率的な運転技術の向上につながります。
・運転してもらい、助手席からお手本を見せてもらう
・助手席に乗ってもらい、問題を指摘してもらう
・車外から客観的な視点で問題がないか確認してもらう
ただし協力者の多くは、教習所の教員のようなプロフェッショナルではないため、的確な指示を期待することは難しいです。 また協力者が家族や友人の場合、個人的な思い込みや感情によって指導方法が変化することも多いため、効率的に運転技術を向上させるのは難しいかもしれません。

日中の時間帯に練習する

運転に自信がつくまでは、夜間の練習を避け日中の時間帯に練習することをおすすめします。 夜間は視認性が低くなってしまい、通行人や自転車などへの警戒等が必要になり、運転の難易度は上がります。 しかし早朝を含めた日中なら明るく運転しやすい上、夜間に比べ安全性を確保しやすくなるため、練習には最適です。 ただし午前8時〜10時、午後16時〜18時頃は会社への出勤や帰宅の方が多く、混雑する可能性があることから、この時間帯を避けて練習したほうが良いでしょう。

まとめ

ペーパードライバーはいきなり運転せず、シミュレーションや練習を重ねてから運転に臨むほうが安全です。 短期間で運転出来るようになりたい場合は、教習所のペーパードライバー講習を受けて効率的に運転技術を磨きましょう。 費用をかけたくない場合は、自分でコツコツ練習するのも良い方法です。 どのような練習方法を行うにせよ、ある程度、運転技術に自信がついてから実際の運転をはじめたほうが、事故やトラブルのリスクを下げられます。 まずは見知った道から運転し、慣れてきてから初めての土地へ足を伸ばすなど、少しずつ運転に慣れていきましょう。

ちょこっと共済は、東京都の39市町村が共同で運営する公的な交通災害共済で、交通事故に遭い治療を受けた会員に対して見舞金を支給する制度です。
東京都の市町村に住民登録のある方なら年齢・健康状態に関係なくどなたでも加入することができ、会費は年額1,000円または500円と大変安価です。
万が一の事故に備えて、お守り代わりにぜひご加入されてはいかがでしょうか。